鮭スペアレの持たざる演劇『すってんテンペスト』


W.シェイクスピア


坪内逍遥

構成
宮川麻理子・中込遊里

演出
中込遊里

コンセプト

コロナ禍を経て劇団として「公演」のありかたを捉えなおす作品として、

2024年12月に東福寺(武蔵小杉)で初演。

◉ 演劇をもっと楽しめる「舞台上での観劇体験」

「人と一緒に作る」「なにかになる(を通して自分の核を知る)」という根源的な演劇の楽しさを鮭スペアレならではの手法で追求するために、集まった人たちで「一緒に作る」仕組みを作った。

事前ワークショップに参加した方々と劇団員で作品を創作した。また、公演当日は、待合室で鮭スペアレや『テンペスト』の展示および作品についてのレクチャーを行ったあと、観客と出演者とが一緒に上演場所の本堂へ移動する。出演者も含めて40人ほどでいっぱいになる本堂では、出演者も観客も温かさを感じる距離感で『テンペスト』の劇世界を作っていく。

◉ 持ち運びやすく、色々な地域で上演できるパッケージ作品

コロナ禍を経て、演劇創作のハードルが上がり、それに伴い観劇経験を持つ人の格差がよりいっそう顕在化した。その課題意識のもと、都心の劇場にて上演するだけでなく、いろいろな場所に作品を持っていくことでさまざまな人々との出会いを目指し、演劇の楽しさを知る人を増やしたい。

そのために、「少人数・機材や装置などが不要で上演可能」「劇場に限らずお寺や神社など、どの地域にもある場所で上演可能」なパッケージ作品を創作した。劇団として「公演」のありかたを捉えなおす作品として、2024年12月に東福寺(武蔵小杉)で初演。

【武蔵小杉公演 YPAMフリンジ2024参加】

上演日時

2024年12月13日〜15日 全5回公演(上演時間約75分)

会場

西光山東福寺

出演

中込遊里:露地のプロスペロー
清水いつ鹿:プロスペロー・アロンゾー(ウタイ)・セバスチャン(ウタイ)・アントーニオ(ウタイ)等
マサムネ葵:プロスペロー(ウタイ)・ファーディナンド(ウタイ)・ステファノー等 
水上亜弓:ミランダ(ウタイ)・トリンキュロー等
上埜すみれ:ミランダ(マイ)・ファーディナンド(マイ)等
宮川麻理子:カリバン等

<ワークショップご参加の皆様>
田坂歩・一瀬唯・フルハシユミコ・寺原航平・太田収紀・山崎駿祐・高橋唯子

スタッフ

構成・演出:中込遊里
構成・ドラマトゥルク:宮川麻理子
ステージマネージャー:田中孝史
衣装:清水いつ鹿
能楽指導:一瀬唯
広報:上埜すみれ・マサムネ葵
ワークショップアシスタント:田坂歩
ビジュアル撮影:ハマリュウノスケ
ポスターデザイン:ナカモトユウ
公演写真撮影:和知明
運営サポート:齊藤舞夕・三輪しおりこ
協力:立川市子ども未来センター・(株)Quick・表現活動に関わるクィア+アライの会
制作:日里ひとみ

主催:一般社団法人AsoVo・鮭スペアレ

【立川公演】

上演日時

2024年11月15日 全1回公演(上演時間約75分)

会場

CHABOHIBA HALL

出演 

中込遊里:露地のプロスペロー
清水いつ鹿:プロスペロー・アロンゾー(ウタイ)・セバスチャン(ウタイ)・アントーニオ(ウタイ)等
マサムネ葵:プロスペロー(ウタイ)・ファーディナンド(ウタイ)・ステファノー等 
水上亜弓:ミランダ(ウタイ)・トリンキュロー等
上埜すみれ:ミランダ(マイ)・ファーディナンド(マイ)等
宮川麻理子:カリバン等

<ワークショップご参加の皆様>
フルハシユミコ・高橋唯子・田坂歩

スタッフ

衣装:清水いつ鹿
能楽指導:一瀬唯
広報:上埜すみれ・マサムネ葵
制作:日里ひとみ
ワークショップアシスタント:田坂歩

主催:一般社団法人AsoVo・鮭スペアレ

【鮭スペアレの演じる楽しさ「なににもならない」を体験するワークショップ】

ワークショップレポートはこちら