皆で創るTSP、今年もよろしくお願いします!~TSP2020 1月WS
2016年からスタートした、たちかわシェイクスピアプロジェクト(TSP)。
7か月にわたるワークショップと成果発表公演は早3年目です!
2020年1月のワークショップの模様をレポートします。

「アイスブレイク」
鮭スペアレにも出演して下さっている、TSP卒業生の若尾颯太さん(大学2年)が主導。
部屋の四隅に「はい」「いいえ」「どちらでもない」「分からない」の4つの紙を貼り、
質問ごとに自らが当てはまると思う箇所に行きます。
共通点や相違点を楽しみながら知る、ウォーミングアップです。

「自己紹介」
演劇的に遊びながら自己紹介を行います。
主宰・中込から出される様々なシチュエーションの中で、自己紹介と質問をお互いに行います。
こちらは宇宙空間で自己紹介する面々。

置かれるシチュエーション次第で、みんなの体や声や表情が変化します。
自己紹介の内容よりも、それぞれの有り様に目を奪われてしまうこともしばしばです。笑
「観察」
野菜や果物など、身近な自然物を集中して観察し、それについて伝えます。
当たり前に普段知っているものと思わず、
いかに客観的に伝えられるかがミソ!です。
中込曰く、「観察が上手な人はお芝居が上手」。
「読みあわセッション」
読み合わセッションとは、台本を持ちシーンのセリフや動きをやってみる=”読み合わせ”と”セッション”をかけ合わせた造語です。
昨年、中込が総合ディレクターを務めた八王子学生演劇祭でも行われたものを、
TSPでも学生たちとやってみました!
(八王子市学園都市文化ふれあい財団の職員の方の命名です。使用させて頂きます!)

今回は「オイディプス王」(アイスキュロス)。
ギリシャ悲劇の最高傑作と呼ばれる、紀元前の名作です。
「シェイクスピアの作品に触れる前に、
より時代の古く、且つ、数多くの戯曲の基となっている作品を知ってみよう」
ということで取り上げました。
中込から、ギリシャ悲劇についての説明してから、いざ実践。

学生達と講師達で一緒に、少しずつ区切って演じます。
今回は、八王子市学園都市文化ふれあい財団の荻山さんも加わって下さいました!
ありがとうございます◎

何回かメンバーを交代しつつ繰り返して、ワンシーン創りました。
決まった人がずっと同じ役をやるわけではないのに、
段々シーンが育っていくのが面白いところ。
観てくれているメンバーにも意見を聞きながら、
充実した”共作”でした。
みなさんお疲れ様でした!どうもありがとう!
【1月の参加校・参加者】
部単位参加:3校
個人参加:1名
TSP卒業生:2名
【参加者募集中です!】
TSPでは、1月から7月まで、毎月ワークショップを行っています。
昨年同様、5月に立川、7月に八王子での公演を行います。
公演に出演せず、ワークショップだけの参加もOK!
1回だけの参加もOK!
遅刻、早退もOK!
演劇初心者でも、OK!
お1人でのご参加でも、部単位での参加でも、どちらでも全く問題ありません。
TSPでは、全ての参加してくれる学生たちの魅力を講師一丸となって引き出します。
どうぞお気軽にお問合せ下さい。
私たちや同世代の仲間達と、楽しく挑戦しませんか?
詳しくはこちら→参加者募集ページの募集内容をご覧ください!
たくさんの皆さんのご参加、お待ちしております!!!
(レポート担当:葵)