4月ワークショップ中止と5月GWワークショップ内容変更のお知らせ


昨今の新型コロナウイルス感染拡大と、東京都の要請及び各報道の情報を受け、
たちかわシェイクスピアプロジェクト2020の今後のワークショップについて、
下記のように一部内容の中止・変更を決定いたしました。
4/11(土)14:00~18:30 → 中止
5/3(日)~5/6(水祝)10:00~18:00 → 対面ではなく、オンラインでのワークショップに内容を変更し、時間も縮小して開催。開催時間は午後。参加費無料。
※詳細は改めて掲載いたします。
5/6(水祝)中間成果発表公演@たましんRISURUホール・展示室 → 中止
なお、6月・7月のワークショップと最終成果発表公演は、
予定通り行う方向で準備を進めております。
今後、変更が生まれた場合、改めてお知らせをいたします。
【鮭スペアレ主宰・たちかわシェイクスピアプロジェクト代表 中込遊里よりコメント】
「たちかわシェイクスピアプロジェクト・
中高生と創るシェイクスピア劇」は、
<演劇を通して、学校や年齢・立場の
垣根を越えて繋がる>という活動目的で、
2016年より開催してきました。
五感を総動員して楽しむ演劇は、
本来ならば、人々が同じ空間を共有して
その力を発揮するものです。
特に、成長発達が著しい時期である
10代の若者たちには
様々な方向からの刺激が重要です。
つまり「ナマでこそ価値がある!」わけです。
しかし、今はそれがどうしても
難しくなってしまいました。
大切にしている「ナマ」が難しいのだから、
いっそのことすべて中止にしようかとも悩みました。
でも、「形を変えてもコツコツと続けよう」
と決めました。
ちょっとクサい言い方にはなりますが、
そう私が決断できたのは、
今まで一緒に活動してきた仲間のおかげです。
一人では前向きな考え方は
できなかったと思います。
仲間と意見交換をする中で
自然と道が開けました。
きっと、誰にでも少なからず、
大切な友達や今すぐに会いたい人がいると思います。
まだしばらくは、
気軽に色々な場所に出かけたり
友達と楽しく過ごしたりすることが
難しい時期が続くかもしれません。
また、日常が崩れ、
息苦しくなっている家庭も
とても多くあると思います。
けれど、そのことだけでは、
身近な人や友達が失われることにはなりません。
インターネットもテレビもなかった時代、
演劇は貴重な情報共有と
コミュニケーションの場でした。
現代も変わらず、
演劇は私たちの生活をいつも新しく捉えなおし、
人と人を繋ぎ、未来を創る知恵を得る
ヒントをくれます。
演劇を通じて、それぞれの立場から
それぞれのスピードと感覚で
話してみませんか?
オンラインでも
楽しく充実した演劇の時間を作るために、
プログラムを準備中です。
決まり次第お知らせします。
たくさんの方の参加をお待ちしています。
また集まって体いっぱい演劇を
楽しめる日のために、
今、力を蓄えましょう。
中込遊里


広報:葵