「いろんな演劇のかたちを知ろう」 ~ TSP2020 5月GW②

TSP最新情報

皆さんこんにちは! 広報担当の葵です。

今日は、2020GWワークショップの2日目、
5月4日の様子をお届けします。

2日目は、中学1年生から大学生まで、21人が参加してくれました!
(大学生は中学生・高校生のサポートとして入ってもらっています。)
(5月3日の様子はこちら)

【5月4日 ~ メニュー ~ 】
・物語ゲーム(ウォーミングアップのゲーム)
・「いろんな演劇のかたちを知ろう」by宮川麻理子
・コッカイオンドク
・シェイクスピア作品をやってみちゃおう!(グループワーク)

それでは、5月4日の前半のメインです!!!

前半のメイン、
「いろんな演劇のかたちを知ろう」を担当するのは、
鮭スペアレの宮川麻理子です。

photo by bozzo

(当日の顔アップの激写が出来なかったので、公演写真から拝借…。
鮭スペアレ「物狂い音楽劇リヤ王」より(photo by bozzo/2020年2月))

このお方、俳優とドラマトゥルクのほかに、
舞踏(ぶとう)の研究をしたりもしています。

あ、ドラマトゥルクっていうのは、
演劇のいろんな要素(俳優、戯曲、観客…)をどうやって結びつけるか、
演出家とは違う視点から考え、アドバイスをする人です。

なんだかすごい・・・!

ということで、この記事では、
” マリコ先生 ”と呼んでみたいと思います!←独断

「舞踏会の”舞踏”とは、ちょっと違うんですよねぇ」(マリコ先生)

舞踏(ぶとう)の説明をちょっとしただけで笑顔になっちゃうマリコ先生。

マリコ先生によると、
・踊り=立った状態から始まる
・舞踏=立てないところから始まる

のだそう。

「今すぐ分からなくても良いから、気負わずに聞いてね~」(マリコ先生)

そうそう、TSPのワークショップで大切にしたいのは、
「自分らしく、リラックスして楽しんでほしい」
っていうこと◎

まずは、いろんな劇場・舞台空間を一緒に見てみます。

「これはブラックボックスという形式。
ちなみに、”暗転”を使って観客を舞台に集中させるっていうことを初めてやったのは、音楽家のワーグナーと言われてるんです~」(マリコ先生)

「へえええ~」( みんなの心の声 ) ← たぶん
「演劇の人じゃないんだ~」( 〃 ) ← たぶん

そして、山奥の村にある野外劇場や、
高校生が良く上演するような教室も。

演劇をする空間にも、いろんなかたちがあるんですね。

ふむふむ。

いろんな種類の上演場所をチェックしてから、
「都市」で行われる演劇に注目してみます。

なんと、1つの町で30時間にわたって上演される演劇!!!

劇場じゃない場所で上演する演劇は、
劇場で上演する演劇よりも、
お客さんの関わる姿勢が大事になるんだそうです。

「地図を片手に、町一帯で行われているいろんな演劇を見て回るんです」(マリコ先生)

なんと・・・!

みんなで見た、市街劇「ノック」のドキュメンタリー映像には、
こんな1コマも。

(気になる人はyou tubeで「市街劇 ノック」と検索!)

なんじゃこりゃ~!

ほかには、こんな演劇も!

「私ちょっとコレ(戸別訪問演劇)、個人的に大好きなんですけど笑」(マリコ先生)

(※ちなみに、マリコ先生は鳥も大好きです。)

包帯男は通報されるのに、国勢調査員は通報されない。
みんなが調査員だと信じてしまう。

私たち市民の日常や日頃の感覚に、入り込んでくるような演劇。

いやはや、演劇の幅、可能性ってすごい。

海外の演劇もいくつかご紹介~。

こちらはなんと、

国会での議員の言葉を、
別の場所で聞いている国会議員役の人(しかも俳優ではない一般の人!)が、
一言一句、同じように話す演劇
です!


(左の画像は、こちらから転載しました)

議員の言葉のマネ(←演技の要素)を通して、
国会やそれぞれの国会議員がどんなものか、
その有り様がさらされるんだって。

これと同じような演劇が日本にもある!
それが「コッカイオンドク」

(※コッカイオンドクで、ビデオONにしていたみんなと講師の枠だけが写っています。)

「ドイツ2」のように、
国会での議論を文字に起こしたものを、
議員役のみんなが実際に読みました。

みんなのコッカイオンドク、とても面白かったなぁ。

セリフ(議員の言葉)へのこだわりを持たず、素直に読んでくれたからか、
言葉が浮き立って聞こえて、
スッと耳に入ってきた
気がしたんです。

「今回は、良くある演劇のイメージと違うものを取り上げました。
”いろんな演劇のかたちを知ろう”ということで、
演劇のより深い可能性を、1ミリでも感じてもらえたらなと思います」(マリコ先生)

参加したみんなにとっては、きっと、初めて知ることの嵐。

みんなの反応から想像するに、
”未知との遭遇”も悪くなかったのではないでしょうか!

(葵より、2日目から参加の人に向けて、グループワークの説明)

初日に引き続き、
後半は、3チームに分かれてのグループワークをやりました。

グループワークのお話は、
最終日(成果発表)の記事で、お知らせしまーす!

それではまた~。


(広報:葵)