GWワークショップ「いつかの、どこかの、ロミオとジュリエット」Day1
2021年5月2日(日)から5月5日(水・祝)の4日間かけて行われたオンライン演劇ワークショップとオンライン成果発表公演。
今回は早坂彩さんと額田大志さんをゲスト講師にお迎えしました。
その4日間の様子を、制作担当の野村が、皆さまにお届けいたします!
急に現れて一体何者なんだ…
という訳で、自己紹介をさせて頂きます!
・野村鈴香(のむらすずか)1997年生まれ🐣
・今年から「たちかわシェイクスピアプロジェクト」の企画運営を行なっている一般社団法人AsoVo(あそぼ)のメンバー
そんな私が、高校生のエネルギーに溢れた4日間をレポートいたします!!
最後までお付き合い頂けますと幸いです🌼
Day1 5月2日
【メニュー】
・講師・卒業生自己紹介
・ロミオとジュリエット解説!
・シェイクスピアの魅力って?
・映像演劇:ロミオとジュリエット
講師や他校の生徒との初顔合わせ!みなさん緊張した様子…
まずは質問コーナーで仲良くなろう!ということで、ワークショップ卒業生たちが一肌脱いでくれました!
学校好きな人!
インスタやってない人!
コロナが落ち着いたらなにがしたい?
ロミジュリにちなんで…一目惚れしたことあるひと!などなど
卒業生の軽快なトークで、参加者みんなの表情が少しずつほぐれていく様子にホッとしました🌷
そしていよいよワークショップスタート!
【座学】「ロミオとジュリエット解説!」
鮭スペアレの俳優である清水いつ鹿さんを迎えて、『ロミオとジュリエット』について解説して頂きました。
「ロミオには元々好きな人がいた…。」
「出会って二人が死ぬまではたった4日間。」
知っている作品のつもりでしたが、こうして改めて聞くと、大恋愛な上に悲惨な結末で、なかなかぶっ飛んだお話だな…と驚かされました。
【座学】 「シェイクスピアの魅力って?」
つづいては、演出家・脚本家である早坂彩さんによる講義です!

講師や卒業生も真剣そのもの!
「シェイクスピアの戯曲は何本ある?」
「シェイクスピア作品は詩でできている。すなわち韻律(リズム)がある」
「関係性を作る、言葉を届ける」
シェイクスピアの基礎知識から、戯曲解説、戯曲を通して人々の関係性を再考するなど、ギュギュっとお話して頂きました◎
オンラインで会えない今だからこそ、関係性を大切にしていきたいものですね。
【創作】「映像演劇:ロミオとジュリエット」

この笑顔☺️見るからに楽しげ!
主催である中込遊里によるワークショップでは、「人の話を自分のものとして聞き、自分の言葉で話す」というアクティビティを行いました。
演技が始まった途端に表情や雰囲気がスッと変わり、設定に合わせた様々な年齢や性別を演じ分ける姿は圧巻です。
演じるうえで想像力が試されるため、やや苦戦する様子も見られましたが、
講師のアドバイスでみるみる変わっていく演技に目が釘付けになりました。
演劇を通して「何者にでもなれる」「様々な人生を疑似体験できる」という演劇の可能性を感じたワンシーンでした。
Day1のメニューは以上となります!
オンライン開催ということでネットトラブルが懸念されましたが、
無事終了し、講師たちも思わず安堵の表情☺️
それにしてもみなさんの集中力たるや…
夢中のあまり時間を忘れるとはまさにこのことですね◎
Day2以降も少しずつ掲載していきますので、ぜひご覧ください!