【TSP2018】『中高生×シェイクスピア×中込遊里』演劇ワークショップ&成果発表会

TSP活動記録

2018年7月24日!!

撮影:木村護

いよいよ本番当日の朝がやってまいりました。

撮影:木村護

 

会場となるのは、JR立川駅・西国立駅からほど近い、たましんRISURUホール 小ホール。

ホールの入口には、今公演のポスターが貼ってあります!

GWにRISURUホールの展示室にて行われた公演の写真を元に作成しました。

7月の本番には参加できなかった学生も、ポスターに映っています。

撮影:出演者の学生

(これは一体誰の背中だったんだろうか・・・?)

本番に出られなかった学生を含め、

月1回行ってきたWSやGWの公演に参加してくれた、すべての学生たちの熱意のおかげで、今日の本番の幕が開きます。

さあ来い、本番!!

 

撮影:bozzo

本番前の舞台。静けさに包まれています。

本番前、午前中にはゲネプロが行い、

ゲネプロを経て、最終確認、注意事項のいくつかが、学生たちと我々スタッフで共有されます。

撮影:出演者の学生

個々での相談風景。

撮影:bozzo

撮影:bozzo

全体確認にて。

表情にも本番に向けた緊張感が漂っています。

開演時間の1時間ほど前から、受付にはお客様がチラホラと訪れ始めました。

そして、受付開始です。

撮影:木村護

そして出番前の舞台裏は・・・

撮影:出演者の学生

撮影:出演者の学生

 

撮影:木村護

主宰の中込が企画の趣旨や開演前の案内を行い、

趣向を凝らした学生たちの自己紹介シーンから、開幕です!

 

撮影:木村護

彼女のシーンは合コンシーン。

今日初めて出会う相手の子達に対してということで、自己紹介中です。

 

撮影:木村護

この3人は最後のキメポーズを作って臨みました。

三者三様のトーンを損なわずに共存できたことが、彼女たちの良さです。

 

撮影:bozzo

彼女は、インタビュアー的な役割を担う学生からのインタビューを受け、

自分自身や入学した高校について紹介してくれました。

 

撮影:bozzo

こちらの彼女は、女性4人が立候補した選挙の立候補者の1人として(!)、

自分のチャームポイントを表明しながらの選挙演説!

 

撮影:木村護

これは、2組の自己紹介のちょうど狭間の瞬間。

真ん中の2人が円満に自己紹介をし合った後、奥の彼女が突然の号泣。

そして手前二人の彼女たちが、ちょっと怒りながら互いに対して自己紹介・・・!

彼女たちの自己紹介や表現のバランスのおかげで、笑えるシーンに仕上がりました。

 

撮影:木村護

3人組の洋服店の店員を装って出てきた彼女。

日を追うごとに、柔らかで素直な表情が増えていき、とても素敵でした。

 

撮影:木村護

宇宙を漂う4人。

動きは彼らのオリジナルです。稽古中に突然生まれました。

 

撮影:木村護

GWの公演からそのまま生かされた自己紹介。

介護施設を訪れ、ご高齢の方々を前に自己紹介をしています。

自然と、二人独自の穏やかで優しい雰囲気がにじみ出ていました。

 

彼女たちの自己紹介が終われば、シェイクスピア作品の各シーンへとシーンは移っていきます。

撮影:bozzo

まずは、「夏の夜の夢」。

撮影:bozzo

撮影:bozzo

このシーンのメインキャストでない学生たち全員で、森を作ります。

撮影:bozzo

その森を、妖精たちが縦横無尽に駆け回ります。

撮影:bozzo

美しいセリフの後ろで、

この戯曲からの創作で最も試行錯誤した、(そして学生たちの間でも思い出深いらしい)ロバを全員の身体で表現するシーンが、立ち上がり始めます。

撮影:木村護

撮影:木村護

 

 

続いて「マクベス」。

撮影:bozzo

集団の、重みある足音の波は去り、突然の静寂です。

撮影:木村護

撮影:木村護

人殺しを犯してしまった男ひとりにフォーカスを当てながら、

いかに、物語のエッセンスを、つよく濃く抽出することができるか。

撮影:木村護

撮影:bozzo

GWからは非常にシンプルに変化した分、人間の脆く醜い感情がハッキリとあぶりだされるシーンになりました。

 

 

「十二夜」。

撮影:bozzo

一転して、明るく賑やかなコメディの始まりです!

コンセプトは「5分でわかる十二夜」。

撮影:bozzo

撮影:bozzo

メインキャストは全員女性で臨みました。

撮影:bozzo

撮影:bozzo

メインキャストではない学生たちは、

観客席の最前列の前に座して、十二夜組のパフォーマンスを観劇する人々に。

大道芸人の路上パフォーマンスを、町の人々が観ているようなスタイルです。

「十二夜」への拍手が手拍子によるパフォーマンスへと変わり、

そのリズムが途絶えていけば、静かな冬の到来。

 

「冬物語」です。

撮影:木村護

撮影:bozzo

「マクベス」とは異なる、

荒涼とした静けさの中で、16年ぶりの出会いを迎える登場人物たち。

撮影:bozzo

撮影:bozzo

撮影:bozzo

 

 

「ロミオとジュリエット」。

撮影:木村護

撮影:bozzo

撮影:木村護

撮影:bozzo

「ロミオ!」「ジュリエット!」と叫びながら、舞台全体を全員が駆け巡り、

撮影:bozzo

最後に互いを見つけるところで、ラストの合唱です。

撮影:木村護

 

※より多くの写真、学生の姿をご紹介するため、3シーンあったロミオとジュリエットは全員出演の「ロミオとジュリエットその3」シーンより、抜粋いたしました。その1と2の写真も過去公開されておりますので、是非そちらもあわせてご覧ください。

 

シェイクスピア戯曲のすべてのタイトルだけで歌詞を構成した、

「シェイクスピア作品コーラス」。

撮影:bozzo

撮影:木村護

撮影:bozzo

撮影:bozzo

 

そして集合写真を撮るこの一瞬が終われば、終演です。

撮影:木村護

 

この瞬間を、カメラマン役の彼女の視点で切り取ったものがこちら!!!

撮影:出演者の学生

 

カーテンコール。

撮影:bozzo

 

 

撮影:木村護

他校の同世代と共に作品を創ったことが、

どうやら彼らの日頃の部活動にも、どうやら新しい刺激をもたらしているようです。

観客席も、小さなお子様から学生、大人の方まで、実にたくさんの世代の方にご覧いただけました。

ご来場、どうもありがとうございました。

そして、クラウドファンディングで今公演を支援してくださった皆様、

どうもありがとうございました。

すべての皆さんのご協力・ご尽力と、彼ら自身の奮闘により、

この表情です!!!

撮影:木村護

撮影:木村護

 

全員入りきらなかったので2枚! 解散前最後の写真です。

「来年もまたここで演劇をしたい!」

そんな彼らや、

新しくこのプロジェクトに参加してくれるだろう学生たちのために、

目下、準備を進めております。

今後の「たちかわシェイクスピアプロジェクト」に、是非ご期待下さい。

それではまた。

 

※撮影者の名前が記載されていない写真は、講師が撮影、または参加した演劇部の顧問の先生方が撮影してくださったものです。