【TSP2018】7/14 ワークショップ⑧『自己紹介』
7月24日成果発表公演に向けた集中WSは、7月14日~16日、21日・22日(本番前日の23日は劇場入りしての本番に向けたリハーサル)と2回に分けて行われました。
今回は、その1回目、7月14日~16日のWSについて振り返っていきたいと思います。
この3日間からは、先月までのWSを踏まえつつ、いよいよ実際の上演の構成に合わせて各シーンを稽古していきます。
最初のシーンは、全出演者が登場する「自己紹介」シーン。
文字通り自己紹介をしていくのですが、そこは演劇です。
演出・中込が、先月までの各出演者との関わりの中で見つけた各々の個性や特徴に合わせ、グループが良いのか、個人が良いのかや登場順などを決め、
その順番通りにそれぞれに出てきてもらって、自己紹介してもらいます。
中込「じゃあ、ここを宇宙空間だと思って」
中込「この4人は今から合コンです!じゃ、お互いに自己紹介を」
中込「○○は□□の自己紹介のよきところを見計らって叫んで乱入して。笑」
中込「たまごかけご飯の魅力を、見定めたお客さん一人に向かって力説してください」
など、
全く異なる支持をそれぞれの組に行っていきます。
これがなかなかのボリュームですが、それぞれに自分の魅力を一瞬で出せるシーンに少しずつ変容していく様が、非常に面白い!
そして、
今回の本編に登場するシェイクスピア作品として選んだ作品の抜粋シーンをまずは全員で車座になり、一文ずつ声に出して読んでいきます。
今回選んだ作品は、「ロミオとジュリエット」「夏の夜の夢」「マクベス」「十二夜」「冬物語」の5作品。
作品と抜粋部分は、各シーンを担当する講師それぞれが選びました。
各シーンをメインで担当する出演者はそれぞれ決まっていますが、
登場人物を主に担う人たちだけではなく、
それがどのようなものであれ、全員、ひとりひとりが各シーン&全体を担い、形作っていること。
すべての講師が、ほぼ暗黙のうちに、それを重要視していたように思います。
(実際に、自己紹シーンで登場順に出てきて全員揃って以後、9割以上のシーンに全員出演ということになりました。)
14日は、いよいよここから皆で創っていくぞ!ということをこうして改めて確認してから、
メインで出演するシーンにそれぞれ分かれての読み合わせやディスカッションを行いました。
講師は現場で学生たちと一緒に創作に当たるメンバーと、
公演制作の諸作業を行う別現場のメンバーに分かれて動きます。
公演を彼ら全員とスタッフ、観客の皆様すべてにとって善きものにできるよう、
全力でこの7月を駆け抜ける!!!
という想いでスタートした3日間。
15日の様子はまた今度。
あ、最後の写真は、公演当日に出演者の学生がたくさん撮ってくれた写真の中から抜粋(^^♪
今後も、数枚織り交ぜながら更新する予定です。
それでは、また後日。